最大で高さ約6mもある城壁
南城市玉城字糸数の標高180mの高台にある城跡。面積は4万9806?と本島南部最大規模のグスク。三山時代初期の築城とも言われ、城内からはグスク時代の遺物が大量に出土しているそうです。戦城らしく高い城壁(最高約6m)で囲まれており、南北のアザナ(物見台)はさらに高く積み上げられています。東側の城門は見事な布積みで、櫓が載っていたものと推測されています。
国指定史跡(1972.5)
歴史
この城の興亡に関する正確な史料はなく、伝説によれば玉城按司の三男が14世紀前半に築いたと言われています。
写真

切石積みの城壁

城門付近の布積みの城壁

城門付近の布積みの城壁

野面積みの城壁

糸数城から南の眺め

城内にある御嶽

大きな石が布積みされた城門。この上に櫓がのっていたものと推測される。

アザナ(物見台)

案内板
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