現在の真玉橋
那覇市と豊見城市の間を流れる、国場川に架かる橋。
1522年(尚真46)に、木造の橋として尚真王(しょうしんおう)が造ったのがそのはじめで、現在に至るまで主要な道路となっています。1707年(尚貞39)に石橋に改修され、その後も度々改築・補修を繰り返すなかで、本土には見られない琉球型連続アーチ橋の特徴を具えて行ったと言われています。戦前まで沖縄の石造文化を伝える名橋とうたわれた真玉橋ですが、沖縄戦で破壊され、現在はコンクリート造の橋が架かっています。1996年に戦前の真玉橋の遺構が発掘され、現在の橋のたもとに移築保存されました。