10月中旬、近づく台風の風に煽られるススキ。(豊見城市翁長で撮影)
【方言名】アザハ[奄]、グシチ、ゲーン[沖]、ギスキズィ[宮]、ユシィキ[八]
日本全国、朝鮮、中国、台湾、インドシナ、フィリピン、マレーシアに分布するイネ科の多年草。花序(いわゆるススキの穂)は秋に見られます。沖縄ではススキの葉を利用してゲーンやサンと呼ばれる魔除けが作られます。
見た目はススキとそっくりですが、初夏のころに穂が出て年中枯れない(常緑の)ススキは「トキワススキ」という種類です。また海岸付近に生える穂の太いススキは「ハチジョウススキ」です。