石段の隙間から生えていたオオバコ。(那覇市の末吉公園で撮影)
【別名】車前草
【方言名】フィラファグサ[首里・津堅]、スプイグサ[宇茂佐・久志]、マーザガパー[宮]、ハコマーフサ[八]、オイザーヌブーフサ[西表]
日本全土、中国、台湾などに広く分布するオオバコ科の多年草。道路脇などの人がよく踏みつける場所に生える雑草です。別名の「車前草」も馬車や牛車の通る場所の草という意味の中国名から。葉には踏まれてもちぎれないよう強い繊維が通っています。沖縄では直射日光があたる場所より日陰でやや湿っている場所を好むようです。