砂浜の、海に流れ込む水流の横で咲いていたハマボッス。(4月/具志頭園地で撮影)
【方言名】グショウバナ[奄]ハマシンチャグー、ウシミンナー[沖]ピンザァヌアブァギー[宮]ハマクガニ[八]
砂浜に多く見られるサクラソウ科の2年草。日本の北海道〜沖縄、台湾、朝鮮、東部および南部アジア、オーストラリアに分布。
高さは20〜50?になり、花弁が5片に裂けた直径1?ほどの可愛らしい白い花が枝先に集中して咲きます。枝も根元から分かれて複数伸びるので、この花が咲く一角は可憐な花束のようにも見えます。
その姿からは意外ですが、宮古の呼び名「ピンザァヌアブァギー」は「山羊の脂肪」の意味になるそうです。