沖縄百科事典  ›  歴史  ›  名所旧跡  ›  園比屋武御嶽石門

園比屋武御嶽石門

更新日 2012.08.26
ソノヒャンウタキいしもん

石門の後ろの森が御嶽です

園比屋武御嶽は首里城正門(歓会門)を出てすぐ、右手の森にある御嶽。琉球王国の祭祀や行事のたび、また国王が城外に出かけるときの安全祈願のためにで度々拝まれていた重要な御嶽です。その拝所として作られた石門は琉球固有の宗教建築として高く評価されています。
現在も、行き交う観光客の横で熱心に拝んでいる地元の女性をよく見かけます。「東御廻り」巡礼地の1つで、一番最初に拝むべき第一の拝所。

国指定建造物文化財(1972.5.15)
世界遺産登録(2000.12.2)※「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の1つとして、他8つの関連グスク・遺物とともに世界遺産登録されました。

石門の歴史


1519年(尚真43)に八重山竹富島出身の西塘(にしとう)が造ったとされています。沖縄戦で一部破損し、1957年に復元されました。

写真


画像288

垂木や板葺きの屋根等、石造で木造建築を模した作りになっている

画像290

案内板


MAP

類似記事の写真