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モモタマナ

更新日 2012.09.27

夏は大きな葉で日陰をつくり、冬は落葉して周囲を明るしてくれる公園のモモタマナ。(糸満市西崎で撮影)

【別名】コバテイシ
【方言名】クファデーサー、クファギ
シクンシ科の落葉高木。沖縄本島以南の海岸沿いに自生し、世界の亜熱帯でよく見られる木。マングローブ林の構成種としても知られています。
夏は長さ30?にもなる大きな葉をつけ、秋には紅葉し、冬にはすっかり葉を落とします。街路樹、公園樹としてもよく利用されています。
長さ4?位の実を付け、落葉の頃にはその実もたくさん落ちてきます。実はコウモリの大好物ですが、落ちた実を見ると繊維質が多く、食べられる部分は少ないようです。

写真


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枝先に集中して生える大きな葉。(糸満市西崎で撮影)

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実のついたモモタマナの枝。(糸満市西崎で撮影)

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実のついたモモタマナの枝。(糸満市西崎で撮影)

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12月、半分紅葉しているモモタマナ。(糸満市西崎で撮影)


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