夏の夕方公園を歩くと、赤くなったユーナの花がコロコロと落ちている。(糸満市西崎で撮影)
方言名 ユーナ、ユウナ、ユーナギー、
アオイ科の常緑高木で、沖縄の自生種。海岸地帯に自生するほか、街路樹・公園樹にもよく利用される、県民に人気の花木です。
開くと直径7?8?になる一日咲きの花をつけます。咲き始めはレモンイエローですが、だんだん橙色になり、夕方には花ごと落下してしまいます。夏の間多くの花をつけるので、夕方ユーナの木の下は赤い花で装飾されたようになります。
強い台風のがくるとよく折れてしまう木ですが、折れた箇所から次々と枝を伸ばして全く衰えない生命力があります。元々海岸に自生する木なので、潮風にも強いようです。
大きなハート形の葉っぱは、むかしトイレットペーパーの代わりに使われていたそうです。