台風のつめあと(2011年に糸満市で撮影)
北西太平洋域の高温海水域で発生する、最大風速17m以上の強風・強雨をもたらす熱帯低気圧のこと。沖縄へやってくるのは例年7?10月です。年間に沖縄近海へ接近する台風は平均すると年間7?8個、県内何処かの島に直撃する台風は年間2?3個となるようです。
台風対策
2012年8月の台風15号接近時に、那覇市から警戒と自主避難を勧めるエリアメールが初めてきました。
沖縄県民の対応は慣れたもので、台風の前はカップラーメン、パンコーナー、レンタルショップのDVD等が品薄になります。
バスの運行が止まると、基本的に学校・会社はお休みです。家庭でも職場でも、前日は台風対策(物が飛ばないように固定や移動、食料・懐中電灯・電池などの
確保)、台風通過後は後片付け、という習慣が身に付いており、皆自然に行動しています。
沖縄の住宅・建物は多くが台風を前提とした鉄筋コンクリート造のため、建物被害は多くありません。停電や車の横転事故は度々起こっています。
また、強風で巻き上げられた海水混じりの雨が降り、農作物に塩害がでることもあります。
海に近づくことは、台風接近時はもちろん、通過後もしばらくは危険です。
写真
台風のつめあと(2011年に糸満市で撮影)
台風のつめあと(2011年に糸満市で撮影)