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ムラサキカタバミ(紫片喰)

更新日 2013.06.30

(国頭村で撮影)

【方言名】ナゼグサ[奄]、ヤファタ、ヤハタ[沖][八]、タイワンナーズッ[宮]
南アメリカ原産のカタバミ科の多年草。日本には徳川時代末期に観賞用として伝わり、その後繁殖力が強いため野生化し、現在は関東以西で雑草となっています。沖縄では戦前には帰化していたそうです。
種は作らず、地下に小さな芋を作って、葉はすべて芋から直接生えています。沖縄でも旺盛な繁殖力を発揮しており、特にクチャの土壌では一面を覆って生い茂るする姿が見られます。直径1.5?ほどのピンク色の花と、クローバーのような葉は可愛らしいのですが、しつこい畑の雑草として農家からは嫌われている草です。水溶性シュウ酸塩を含んでおり、噛むとすっぱい味がします。

写真


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落ち葉の間から顔を出していたムラサキカタバミ。(糸満市西崎親水公園で撮影)

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(糸満市喜屋武で撮影)

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葉の茎の芯を取り出して絡めてひっぱって、強さを競う。子供の頃の遊び。


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