生命力旺盛な雑草のひとつ。空き地全体が白い花で埋め尽くされていることも。(糸満市西崎で撮影)
【別名】タチアワユキセンダングサ(立泡雪栴檀草)
【方言名】サシクサ[沖]、マヅムンパイ[多良間]
北アメリカ原産のキク科の多年草で、現在は九州南部以南に分布。年間を通して3?程の白い花を咲かせています。草むらには必ずと言っていいほど生えており、すぐ服にくっつく茶色の種子で有名。沖縄ではほとんどの人に覚えがあるのではないでしょうか。
和名は美しいのですが、沖縄ではサトウキビ畑の強力な雑草として知られており、多数の種が服につくやっかいな草ということで「サシクサ」と呼ばれています。やっかいではありますが、無意識に最も良く目にしている花かもしれません。
若葉は茹でて食用にできるそうです。
写真
2本のトゲでしっかりと繊維にくっつく種子。(那覇市泉崎で撮影)
若葉を食べてみた
シロノセンダングサの天ぷら
少し青臭さがあるが、一応食べれれる味。少し青臭い春菊のよう感じ。