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オキナワキョウチクトウ(沖縄夾竹桃)

更新日 2012.10.13

白い花と鮮やかな緑の葉が夏の空に映える。(北中城村大城で撮影)

別名 ミフクラギ
方言名 ミーフックワー、ミーフックヮギー
沖縄の自生種でキョウチクトウ科の常緑高木。主に海岸地帯に自生していますが、街路樹や公園樹として植えられているのもよく見かけます。白い花や樹形が美しい樹ですが、樹液や実は毒があります。別名の「ミフクラギ」は、樹液が入ると目が腫れることからついた名で、方言名も同じです。特に種子が猛毒で、昔はネズミ駆除の毒団子を作る材料にもなったそうです。

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夏の間次々と咲くオキナワキョウチクトウの花。(北中城村大城で撮影)

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地面に落ちた花。(北中城村大城で撮影)

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細長い楕円形の葉。(北中城村大城で撮影)

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赤く熟して落ちた実。(豊見城市平良の豊見城総合公園で撮影)


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